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耐候性がアップした銘板とエンジニア

大きな工業製品を注意深く見てみると、目立たない場所に商品の型番や製造年月日が印刷されてあるラベルを見つける事が出来ます。

これは銘板と呼ばれるラベルですが、特に製造年月日の情報が工場での品質管理で重要になる製品に多く貼られています。さて、この銘板ですが実は非常に大切です。例えば工業製品等には、製造年月日によって製品の材料を手配した日付等も異なる場合もあります。ですから、仮に不良品の発生等のクレーム等が発生した場合には、原因の特定等のためにも、非常に重要な情報となるのです。

ところで、工業製品の中には屋外で使用される物もあります。例えば、外壁材等の屋外で使用される物です。これらには製造上のトラブルで傷が入ったり、色が通常と異なる等の不良品の発生がしばしばあります。そこで、銘板の情報が必要になるのです。ここで屋外に設置される工業製品に必要な条件を考えてみます。屋外では室内と違って風雨や直射日光等を、ダイレクトに受けてしまいます。

そして、部品等によっては変色等をしてしまう事もありました。耐候性に問題があったのです。銘板もその内の一つで、印刷内容が消えてはならなかったのです。今では銘板の耐候性も十分なレベルにアップして、問題になることも無くなりました。そして、そこには独自の研究も必要でした。ですから、耐候性を上げて工業製品の品質アップに貢献したエンジニアがいたことも、忘れないでおきたい物です。

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