インターネットに接続するために欠かせないのがlanケーブルですが、このケーブルにはカテゴリーと呼ばれる規格があり、それによって通信で得られる品質が変わってきます。
現在発売されているものは「CAT5」「CAT5e」「CAT6」「CAT6A」「CAT7」「CAT8」です。一般的に安価に売られているものではCAT5eクラスですが、性能の違いとしては通信速度と伝送帯域です。低いものであれば100Mbpsですが、最新のものでは40Gbpsと400倍の通信速度の違いがあります。また伝送帯域にも違いがあり、これらカテゴリーの数字が高いほど高速かつ通信速度に影響するノイズの影響を受けにくいメリットがあります。
一方でlanケーブルはカテゴリーの違いは単に見ただけでは判断できません。先端部のモジュラーも同じ形をしています。lanケーブルのカテゴリーを確認する方法はケーブルに印刷されている文字です。これらにケーブルの製造メーカーや品番も書かれているので、その文字を確認すればそのlanケーブルのカテゴリーを知ることができます。
なお、カテゴリーが高いほど高速な通信が可能ですが、接続するためのlanポートやルーターによって変わってきます。これらの機器が高速通信に対応していなければ、lanケーブルの性能を十分に発揮することができません。通信速度が遅いと感じた場合にはこれらの周辺機器の性能も確認することが重要です。
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