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凍結防止剤を散布する地域は塩害に強いケーブルで対応

普段の生活の中では合成樹脂製のものを沢山使っていると思います。

合成樹脂製のものとは、例えば、プラスチックで出来ているものやポリエチレンといったもので出来ているもので、身近な製品には多く使われています。そういったものの中で普段から家の中で使っているものは、それほどすぐに古くなったりはしませんが、長年使った後、戸棚の中にしまったままにしていたものを久しぶりに取り出してみると、どこか角が丸くなっていたり、変色や変形をしていることもあるはずです。ですが屋外で使うもの、例えば洗濯ばさみやハンガー、それに水やり用のバケツやジョウロなどはもっと早く劣化することに気付くと思います。

これらのものは朝から晩まで外の環境に晒されるので、紫外線をたっぷり浴びたり、温度変化も受けてしまいます。合成樹脂はそういったものに対して弱く劣化が早いのです。ところで海の近くでは塩害が起こるということを聞いたことがあるかもしれません。潮風に吹かれて塩分が付くことによっても劣化が早まるのです。実はそれは海の近くに限ったことではなく、凍結防止剤を散布する地域でも発生します。というのは凍結防止剤には塩化物が含まれているためです。

さて合成樹脂製のもので屋外で使うものは先の洗濯ばさみといったものだけではありません。ケーブル類もそうです。最近ではソーラーパネルを屋根に設置している家庭も多くなってきていますが、そこで凍結防止剤ケーブルが使われています。またテレビを見るためのアンテナからもケーブルが出ていてテレビやチューナーなどに繋がっています。ですので、紫外線に強いことはもちろんのこと、海の近くや凍結防止剤を散布する地域では塩害に強いケーブルを使わなければなりません。

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