屋外の銘板は設置していて、すぐに劣化することがない素材で作ることが大事です。
素材と加工の仕方によって耐久性や耐候性に差が出てきますから、よく品質を見なければなりません。製作を依頼するときには見本を実際に手にしつつ選び、文字の見え方にも注意を払いましょう。あまりにも見えにくい色合いや印刷方法、あるいは加工方法では設置する意味がなくなってしまいます。ステンレスを使って屋外の銘板を作ることが一般的ですが、文字をどうするかによってだいぶ見た目の印象が違ってきます。
文字の部分はエッチング加工で凹ませ、そこに色を入れればくっきりと見えやすく仕上げることができるでしょう。シルクスクリーンで印刷する場合、すぐに落ちてしまうことがないようにクリアアクリルの裏にスクリーン印刷を行い、ステンレスと貼り合わせることで文字の色落ちを防ぐことが可能です。ステンレスにそのまま切り文字して屋外の銘板に使ってしまうと、あまりはっきりせずぼやけた印象になってしまうことがあるため、無塗装ステンレスを使うなどの工夫が必要です。
会社の文字だけでなくロゴも一緒に入れる場合、カラーにするのか白あるいは黒ですべて統一させるのかによっても加工方法に違いが出てきますから、製作を依頼する前にある程度は話し合っておくとよいでしょう。まったく知識がなく迷ってしまうようであれば、屋外の銘板を製作する会社から提案を受けて、それから話し合いを行うと決めやすいです。
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