一般家庭やオフィスなどでパソコンをインターネットに接続する場合には、ルーターと各デバイスをlanケーブルで接続する必要があります。
家電量販店に行けば長さやタイプの異なるケーブルが販売されているので、設置する場所や機器の性能に応じたタイプの製品を選ぶことが大切です。lanケーブルの選び方ですが、回線速度の規格(CAT)・長さ・導線の種類(ヨリ線と単線)の3点を確認しましょう。回線速度の規格はカテゴリ(CAT)によって決められていて、ルーターや回線自体の速度に応じた性能の物を選ぶようにします。
CATの数字が高いほど高速通信が可能になるので、お金に余裕があれば将来に回線速度が上がることを考慮して1段階高性能のlanケーブルを選ぶ方法もあります。lanケーブルに使用されている導線の選び方ですが、ヨリ線の方がケーブルが柔らかいので配線の取り回しがしやすいというメリットがあります。単線は太い銅線が使用されているので曲げにくいのですが電気信号が減衰しにくく、同じ規格・長さでもヨリ線よりも通信速度の低下が少なくて済みます。
長距離を接続する場合には、単線タイプを選んだ方が良いでしょう。lanケーブルの選び方で考慮しなければならないのは、十分な長さがあることです。ルーターやスイッチングハブからパソコンや各種デバイスまでの距離が長ければ、長いケーブルが必要です。ただし必要以上に長いと導線が電磁ノイズを吸収してしまうので、通信速度が低下してしまう恐れがあります。設置する場所に応じて適切な長さの製品を選ぶようにしましょう。
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