lanケーブルと聞くとつい安くてコードが長めな物を購入してしまいがちですが、実はlanケーブルはメーカーや長さによって通信速度が変わることを知らない人も少なくありません。
今回はそんなlanケーブルについて、どのメーカーや種類を選んだら良いかをまとめていきたいと思います。まずはケーブルのカテゴリーについてです。CAT7Aなど、文字が書いてあるかと思いますが、それは繋ぐ機器の通信速度を表しています。とくに数字の表記が大きければ大きいもの程通信速度が速いが上がります。ただし、これだけ見るとメリットしかないように思えますが、数字の大きさに比例して値段も上がることを念頭に置かなくてはいけません。
最低でもこのくらいの速度は出ていて欲しいと目安を決めていけば、選ぶコードもスムーズに決められると思います。次に見なければならないポイントは、やはりメーカーです。さまざまなメーカーが開発していますが、信頼できるメーカーさんのケーブルを選ぶことが大切です。サンワサプライさんのお話を聞いたところによりますと、自分達の製品は信頼できるものですと謳っておきながら、実際はただの粗悪品なんてことも珍しくはないそうです。多少値段がかさばるとしても、信頼できる製品を買うことが一番だということです。更に注目したいポイントがあります。
それは、ケーブルによって単線かより線かの違いがあるという事です。単線は通信速度が安定したものではありますが、コード自体が硬くとりまわしに不便なところがあります。対してより線は柔らかくとりまわしが利き易いですが、その柔らかさによって通信速度が安定しないという弱点も持ち合わせています。ただし、これらはケーブルの長さが5メートル以上の場合によるものですので、それ以下であればどちらの線でも大きな違いはなく、使いやすい方を選んでしまっても問題はありません。
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