配線ダクトを自分で加工するのは危険です

配線ダクトは接続点がむき出しになっていることが多いため、その構造がわかりやすく自分で加工することも簡単であると思ってしまう人が少なくありません。

実際に自分で加工し様々な器具を取り付けようとする人も多いのですが、これは仕様上大きな問題を生むことになるほか、場合によっては機器の故障や火災の原因となることもあるため注意をすることが必要です。配線ダクトは様々なものがあり、家庭用のコンセントから引き出して使用することができるもののほか、屋内で配線して使用するものもあるため、これらを上手に使い分けることが必要です。

基本的に屋内配線を利用して設置するものの場合には、専門的な資格を持った工事担当者が確実に行う形となるので問題はありませんが、コンセントから引き出すタイプの場合には利用者本人が設置を行うことになるため、自分でできると勘違いしてしまうことも多いのです。加工の際に意識しなければならない点は、端子の処理を確実に行うことと、使用電力の上限を十分に確認することです。

特にコンセントから引き出すものの場合にはコンセント自体の容量も大きな影響及ぼすため、十分に注意をしなければなりません。場合によってはトラッキングなどの火災を発生させることもあるため場合によってはトラッキングなどの火災を発生させることもあるため、設置する場合には確認を怠らないことが必要です。配線ダクトの加工は基本的には自分で行ってはいけないものとなっています。そのため、どうしても加工が必要な場合には専門の資格を持った業者に委託し行うことが必要です。