lanケーブルはMbpsの物では性能が足りない

年々ネット回線が高速化し、コンテンツの容量が増加してきていますので、ネットワーク環境を考慮していく必要が出てきています。

4K動画などのように極めて大きな容量のデータをネットワークで転送するには、Mbpsレベルのlanケーブルでは役不足であり、1Gbps以上のデータ通信速度を持つlanケーブルやネットワーク機器に切り換えていく事が必要です。Mbps時代のlanケーブルでは、1Gbps以上のデータ通信が出来るパソコンのLANチップやネットワーク機器やルーターなどの機器を接続しても満足出来る性能を発揮する事が出来ません。

その為、Mbps時代のケーブルを使用するのを止めて、現代の用途に合ったカテゴリ5e以上のlanケーブルを使っていきます。カテゴリ5eであれば、通信速度は1Gbpsで伝送帯域は100MHzですので、4K動画を閲覧しないのであれば、このCAT5eでも十分に使えるでしょう。動画コンテンツの視聴が多い場合には、より高速なCAT6以上のケーブルの方が適しています。CAT7やCAT6eになりますと、10Gbpsのデータ通信速度にも十分に対応する事が出来ます。

このクラスでは、サーバ用途でも使えるほど高性能であり、サーバではかなり多くのトランザクション処理を行っていきますので、大量の処理を効率的に行いたい用途において、カテゴリ6e以上のケーブルは役立ちます。lanケーブルのMbps時代のケーブルは、現代のように大容量のデータをやり取りするには難しいぐらい性能が足りない状況になっています。