屋外用ネームプレートについて

ネームプレートには金属とラベル・シール、プラスチック・フィルムなどの種類があります。

屋外用のネームプレートはステンレス鋼や銅や銅合金、アルミニウムやアルミニウム合金などが用いられます。標記製法は6種類あり、金属表面を局部的に食刻して凹凸を形成し、凹んだ部分にメラミン樹脂の塗料を流し込むエッチング銘板（適用材料はアルミニウム、ステンレス、真鍮、銅など）が多いです。また、アルマイト銘板（適用材料はアルミニウム）はアルマイト皮膜上に染色画像を作り、有機性の塗料を浸漬させて封孔処理するものもあります。他にもアルミニウムの表面に無数の小孔を作り、その上に感光性銀乳剤を塗布するメタルフォトもあります。

彫刻やシルク印刷、インクジェット印刷も行われます。方法はプレスやレーザー、シャーリング、金切りばさみなどによる手製があります。屋外は雨風、紫外線にさらされる場所なので、デザインや製法だけでなく素材の耐久性も重視する方が良いです。最近では単に表札としてシンプルなものを掲げるだけでなく、家を飾る一つのパーツにもなっています。

屋外用ネームプレートのデザインは目を引くものが多くなっていますので、既製品ではなく自分のこだわりの一品を製作する人も増えています。屋外用ネームプレートなどの依頼を承っている専門の会社もありますので、利用すると良いでしょう。劣化しにくい素材であれば一生使用していくものになるので、確かな腕を持つ会社にオリジナルネームプレートを発注するのも良い方法です。数万円単位のものが多いですが、使用する年数を考えると決して高いものではありません。